2011年02月22日

メーカーズディナー、グレイスワイン&やなもり農園 magari新春会@オルフェ

山梨のグレイスワインの醸造家、三澤彩奈さん、箕面のやなもり農園のマイスター梁守 壮太さんを迎え、
magari主催のメーカーズディナー&新春会がRestaurant Orfeu - レストランオルフェで行われました。

_1018842






席に着き、いつものチーズベースの薄焼きを頂きなながら料理を待ちます。
こちらを頂くと、これからオルフェの料理が始まるという期待感で盛り上がります。

_1018846





まず最初はこんな泡から
グレイススパークリングワイン
セパージュはピノ・ノワール、シャルドネ。
泡が細やかで、日本というよりフランスでも北、アルザスを思わせるような美しいワインでした。

_1018847



前菜はこちら。
ブロッコリーのめばえ
何だかミニプランターの様ですが正しくその通り。 長友シェフが実際にやなもり農園の畑を見て
インスピレートして作られた料理だそうです。
ブロッコリースプラウトで作物を、その下の土に見たてたのは、パン粉とイカ墨を練りこんだパン粉。
その下には、やなもり人参のムース、ブロッコリー。 さらに下にはコンソメのジュレで仕上げられています。
頂くと、それぞれの異なった食感と味が口のなかで混じりあい、素晴らしいハーモニーです。 

_1018857



農園主の梁守 壮太さんによる野菜のレクチャー、話は興味深く、また面白いですよ。

_1018850



2品目はこちら
瞬間スモークしたホタルイカとホタテのマリネ ブロッコリーのムースと共に
小ぶりながら、スモークされたホタルイカは凝縮感があり、味も香りも秀でています。
そこに存在感有るホタテに、甘みと旨みの強いやなもりブロッコリーのムースが合わせられています。
そして、アクセントになるのが、赤玉葱のすりおろしビネガーソース。
このソースが全体を引き締めて、印象深い一皿に。

_1018860



こんなキリットした料理にはこの一杯。
グレイス 茅ヶ岳 白 ’09
セパージュは甲州。 輝きのある美しい色、キリット引き締まった酸味に適度なミネラル感。
飲み疲れることなくいくらでも頂けそうでした。 このワイン好みです ^^;

_1018862



オレンジ風味のポタージュ、クレシー フォアグラのアクセント
甘みの強いヤナ人参のポタージュ。 成長するのに時間がかかるヤナベジ人参は
ニンジンの良い所だけをギュッと凝縮させたような旨みと風味があって、さすがの美味しさ。
フォアグラがメインでなく、料理名の通りアクセントに感じられます。   

_1018869



真鯛のポワレ ブロッコリーソース
身は最小限の火入れでジューシーに、皮はクリスピーに香ばしく素晴らしい焼き具合。
そこに、自然な甘みのブロッコリーソースが掛けられています。 

_1018878


付け合せのカダイフのフライ、サクサクした食感で、こちらと頂くブロッコリーのソースもまた一興。
こんな一皿と頂いたワインは”セレナ シャルドネ ’09”
最初は少し固い感じ、一瞬バリックを思わせるニアンスを感じますが、ノンバリックだそうです。
時間と共に、柔らかな酸に広がる果実味、鯛とブロッコリーのソースにとても良くマッチしていました。

_1018877



そしてそろそろ赤
セパージュはメルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド
軽やかで可憐な香り、まるでMBAのワインな感じ、セパージュを聞かなければ、第一印象MBAかな?
時間と共に、丸くエレガントに、ミルキーでやや紅茶の様な香りも、洗練された大人な雰囲気に。

_1018880


そんなワインにはこの一品
和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み 人参のロディとピューレを添えて
柔らかくじっくり煮こまれた和牛のホホ肉、その肉に全く負けていない、やなべじ人参のロテイ。
それほど旨味と甘味が強く存在感があります。 2つの主役が競い合う一皿ですね。

_1018885



グレイス ロゼ ’10
セパージュはカベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン。

とても軽やかで爽やかな美しいワイン。 適度な酸味で何にでも合わせやすい感じです。
デセールの薔薇のアロマアイスと、とても相性が抜群でした。

_1018893



人参コンポートとクリーム 薔薇のアロマアイスと共に
人参コンポートはヤナベジ人参のダメ押しとでも言いましょうか、凝縮感がある美味しさ。
薔薇のアロマアイスは優しい薔薇の香り、癒される優しい味でした。

_1018894



そして、焼き菓子のアソート。

_1018889




さすが、こだわりのやなべじをオルフェの長友シェフが腕を奮って作られた料理は素晴らしかったです。
ほんと、最後まで楽しみながら美味しく頂けました。
途中グレイスワインの醸造家、三澤彩奈さんのワイン作りのお話や質問のコーナーのあり
実際に頂きながら日本のワインの素晴らしさを再確認して、とても楽しく充実した時間を過ごせました。
最後にベストドレッサー大会もあって、和んだフランクで楽しい会でしたよ。
magari主催の方、関係の方々、本当に有難う御座いました。
参加の方々お疲れ様でした、例年もまた!



ご馳走様! \(^o^)/



Restaurant Orfeu - レストランオルフェ
神戸市中央区播磨町45番地 The45th 10F
078-334-7622
11:30〜14:30L.O.
17:30〜21:30L.O.
休 元旦,12/31夜営業


yasu_kobe at 16:30│Comments(6)TrackBack(0)clip!フレンチ | ワイン会

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by まり   2011年02月22日 23:25
楽しかったですね♪
ところで、泡はシャルドネとピノを両方使っていたのでは?
シャルドネ70%、ピノ30%?
2. Posted by たけちゃん   2011年02月23日 06:45
私も昨日、イタリアンとワインをいただいてきました!
お酒の中ではワインが一番好きなんですよ、カクテルも好きですが(^^;)

やっさんが前にブログで紹介されていた板宿の博多麺々が今週の日曜まで毎日違うサービスをしてるらしいですよ!
今日、水曜日は生ビール100円だそうです。
3. Posted by やっさん@鳥頭   2011年02月23日 15:04
>まりさん
はい!美味しかったですね!

そうそう!この泡、シャルドネ7&ピノですね!
資料に有るかと、会場でブラン・ド・ブランって
聞いた様な気がしたので間違いました。
訂正しておきました。
4. Posted by やっさん@鳥頭   2011年02月23日 15:05
>たけちゃん
イタリアのも美味しいですよね。
板宿の博多麺々は行けてないですが、、、
ビールだったら昼は☓ですね(^^;;
5. Posted by あにき   2011年02月25日 07:45
白ワインの二本目は?
6. Posted by やっさん@鳥頭   2011年02月25日 15:31
>あにき
グレイス 茅ヶ岳 白 ’09ですよ。
この甲州ほんと美味しかった!

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔