2010年12月13日

Ca sento (カ・セント)@中山手

この時から久しぶり、2度目のカ・セントに

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ミシュランで三ッ星を獲得し、中々予約が取れないお店になりました。

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白いテーブルクロスが良い感じ。

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まずは泡から。
Domaine Yves Chaley Cremant de Bourgogne Rose 2004
ドメーヌ・イヴ・シャレイ クレマン・ド・ブルゴーニュ ロゼ 2004

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菊芋の茶碗蒸し仕立て

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風味豊かなスープの下には、菊芋が茶碗蒸し仕立てに。
菊芋の旨みが全面に出ています。

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北海道厚岸産の生ガキ
シャンパンの泡が心地良く、牡蠣を包み込みます。 間引き菜と共に一口で頂くと
口の中で細やかな泡が弾けて、つるりと牡蠣は喉の奥に。 
少し現実から意識が離れ、まるでシェフの魔法に掛かった様でした。o(^-^)o

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ピンチョス 
もうこちらの名物料理でしょうか、とても美しいです。

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グラスに入ったカ・セントらしいスープ。  食べるのが惜しいくらい、可愛くて綺麗です。

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ズワイ蟹のコルネ
パートブリックで巻かれた蟹のムースを一口で頂くと、蟹の風味と旨みが口一杯に、モダンな一品です。

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スペインカンダブリア産のアンチョビ
臭みを感じない、上品なアンチョビ。 生臭さが無いので、ロゼの泡にも良く合います。

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ツバスのモホソース和え
スパイシーで酸味のきいた芳醇な味わいのモホソース。  青みでも白身でも魚によく合います。

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里芋のフリット
プチシューの様な外見のフリットは、芋のネットリとした食感と風味を感じます。

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サ・マーシュのパン。
バケットもフォカッチャも小麦香る美味しさ。 今度、北野に買いに伺わなければ! 

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イタリアパルマ産の生ハム
丁度良い温度で提供された生ハムは脂の口溶けが良く、上質な美味しさ。

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フォアグラのテリーヌ・オレオ風
カカオとフォワグラのの風味が絶妙なマッチング! 意外ですが素晴らしい取り合わせです。

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このフォアグラのテリーヌ・オレオ風には、このシェリーを合わせて!
Lustau Almacenista Manzanilla Amontillado Sherry
エミリオ・ルスタウ・アルマセニスタ・マンサニーリャ・アモンティリャード

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そして白も2本目。
Domaine Catherine et Claude Marechal BOURGOGNE ALIGOTE 2007
ドメーヌ・カトリーヌ・エ・クロード・マレシャル ブルゴーニュ・アリゴテ 2007

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今日届いた野菜たち
ある意味、カ・セントのメイン料理と言っても差し支えない逸品。 >>個人的にですが(^^;)
トリュフの風味立つソースと、それに負けていない野菜のマリアージュ。 
コリアンダーなど、種類の間引菜のがアクセントになっています。

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アンコウのソテー
低音で完璧に火入れされたアンコウは、とてもジューシーで柔らかなで優しい食感。
ホウレン草のソースがとても良い風味を感じさせます。 
酸味とミネラル感のあるアリゴテにとても良く有っていました。

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この辺りで赤。
Pascal Lachaux Bourgogne Pinot Fin 2007
パスカル・ラショー ブルゴーニュ ルージュ ピノ ファン 2007

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河内鴨のロースト
完璧な火入れの鴨は、ジューシーで肉汁あふれる美味しさ。
つけ合わせのホウレン草もそれに負けない強い旨み。

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バレンシア風おじや
凝縮された甲殻類の旨みが詰まったスープで煮こまれた、濃厚な旨みのおじや。
ここまで濃厚で旨みが詰まったのは、余り他ではお目にかかれません。

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みかんのピュレ

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カセント風ティラミス

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ティラミスには、こんな極甘口のシェリーを。
Jerez de la FronteraPedro Xime'nez  El Maestro Sierra
ヘレス・デ・ラ・フロンテラ ペドロヒメネス マエストロ シエラ

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最後に紅茶で〆

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料理の印象は、前回には、”魅せる、見せる”という事に主眼を置いている様に感じたのですが
今回は、それにプラスして素材を楽しませて、味わい食べさせる料理に変わった様に感じました。
素材の良さを素直に引き出すのでは無く、ロジックを考え、メインの素材の性質に合わせて
素材と素材を重ね合わせると言うより、アグレッシブにぶつけ合わせて、
まるで掛け算的に味の高みを追求している様でした。

そして料理さる事ながら、サービスもフランクでホスピタリティ溢れる素晴らしいものでした。
そしてソムリエールのワインのチョイスが素晴らしい! こちらのオーダーに何を欲しているか、
ほぼイメージ通りのワインがサーブされ、しかも料理とのマリアージュも良く合っていました。
やはり、料理とワインの取り合わせ、マリアージュは大事ですね。\(^o^)/
最高の一時でした。   また、頑張って予約を取りたいと思います。



ご馳走様! \(^o^)/


Ca sento (カ・セント)


神戸市中央区中山手通4-16-14
078-272-6882
12:00-14:00
18:00-22:30
休 月曜




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この記事へのコメント

1. Posted by fromsea   2010年12月13日 18:25
いつも素晴らしい情報をありがとうございます
このお店と奈良のアコルドウはかねてより行きたかったのですが、未だなしえておりません
総評並びに非常に分かりやすい解説 ありがとうございました
いずれ、来訪したいと思います
2. Posted by ish   2010年12月13日 22:30
カ・セントの料理、楽しませてもらいました。
しかし、やっぱりやっさんにはかなわんなあ〜って感じ。ご立派。
3. Posted by やっさん@鳥頭   2010年12月14日 16:47
>fromseaさん
アコルドゥ奈良のモダンスパニッシュですね!
私も伺いたいですが、足が、、、(^^;)
車で行くとワインが飲めないしね。
でも伺いたいお店の一つですね。

こちらの予約は日が決まっていて
その日にまとめて電話予約を受けるそうですよ。
私は1時間程電話を数台握りしめて頑張りました。
予約取れると良いですね!
4. Posted by やっさん@鳥頭   2010年12月14日 16:47
>ishさん
ほんとただ美味しだけの料理ではなかったです!
こんど、こんなんご一緒しましょう!
5. Posted by あお   2011年07月08日 23:10
5 カセントにまだ行ったことがないので
今度行ってみたいです。

生ガキおいしそうです^^

ワインとあうお料理ですね^^
6. Posted by やっさん@鳥頭   2011年07月09日 11:56
>あおさん
こちらのお料理、繊細さの中に力強さのある料理だと想います。
だから、アルザスや北っぽいブルゴーニュのミネラリーで綺麗なワインが合うような気がします。
 >個人的なバイアスっも掛かってると思いますが(^^;)

是非行かれて味わってみて下さいね!

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